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簡単にいうと、今後の進路は、将来的に【教育】へ携わることを視野に入れています。

それは追々記載していきますが、まず、なぜ【教育】への関心が高まったかというところから。

これは、まさに2年間で自分が一番変化した部分なんです。



協力隊として、ウズベキスタンでは病院の看護師に技術指導をしていました。

これは要請書に記載がありましたので、赴任前から想定はしていたことでした。

できる限りの準備と心づもりはしていきましたけど・・・

日本では、助言を受けながら新人指導をした経験しかないのに、

たった一人で、自分より何歳も年上の、すでに出来上がった看護師に、言葉も通じないのに

指導って…

かなり無謀だな、と最初は思いました。



そりゃ苦労しました。

そのうち、学生や新人看護師にも教えてと言われるようにもなりました。

でも、研修計画や目標は一切なく、その時の気分と、その時できることで

内容は臨機応変に考えていかなきゃいけないんです。

それも、相手は飽きっぽいウズ人やし、すぐに邪魔が入るし、系統だてて教えれたことは

一つもありません!

それから、唯一自分が計画をして順番に教えることができたのは看護過程について。

まじ、日本語でも伝えるの難しいわ(-_-)/~~~っていう内容です。



対象に合わせて、テーマや方法を微妙に変えたり、個別性に応じて対応を変えたり…

データをとって分析もしたし、アンケートとったりして指導法や内容の評価もしたし、

少しでも看護師が学ぶことを楽しめるように、できる限りの工夫をしました。


そうやって試行錯誤しながら指導したりセミナー開いたりしたことが

すごく楽しかったんです。結局のところ。

95%はめちゃめちゃしんどかったです。特に言葉の壁に苦労しました。

それから、常にイレギュラーな業務体制にも邪魔されたし。

でも5%、めちゃめちゃ楽しかったのが、自分にとって印象的でした。


よく、学校の先生に向いてるとか言われるんですが、自分はしゃべるのが苦手なので

絶対無理!って思ってました。

伝えたいことはたくさんあるけど、厳選できないからくどくなるんですよね。

後輩指導とかしてても、ただの小言になってんじゃないかって思うときもあるほど、

うまく伝えられないんです((+_+))

でも、ウズでのウズ語での2年間に限って言うと、回数をこなすことで成長するんだってことが

よくわかりました。

向いてるか向いてないかは別として、誰かに教えるってことは、自分がわかってないとだめだから

めちゃ勉強するし、教えることで確実に自分のものにもなるし…

プラスの要素が大きいことがわかりました。



それから、ウズベキスタンと日本を比較して、

学校教育の重要性をしみじみと感じました。

これは、看護師に限ったことではないんですが…でも特に医療者では重要。

賄賂やカンニングが横行する学校教育の中で、どんな医者や看護師が育つのか…

想像にお任せしますが、しっかり学べていない医療者に診てもらいたいとは思いませんね。

同期に学校隊員が多かったので、たくさん情報が入ってきたおかげでもあります。

日本の学校教育は整っているほうなんだと気づきました。

日本の病院が、医療者が、警察が、先生が…信用できるのは、教育の違いなんだと。


発展途上国では子供が勉強する環境が整っていない。

だから、お前たちは恵まれているんだから、しっかり勉強しなさい。

と、事情もよくわからないまま言い聞かされた時代がありました。

正直、勉強しなくていいなら別にしたくないんだけど…と反抗的な気持ちになったこともあります。

でも、教育環境が整っているって、勉強ができるって、個人の問題じゃなくて、

ゆくゆく国全体の問題になるんですよね。それは社会人になって認識できたことです。

もちろん、数学・国語・社会・・・といった主要教科だけじゃなくて、たくさんのことを

学校では学びます。道徳とかも。

そういうとこを全部すっとばすと、大人になって修正がきかないです。

ウズで生活していて、何事にも秩序のなさにイライラすることが多かったです。

逆に、日本のすばらしさに気づきました。

それは、全部小さいころからの教育の違いなんです。


看護学生も、実習や授業のカリキュラム・設備・教材からなにまで・・・

日本では系統だてて学ぶ環境が整えられています。

でも、それにどれだけの学生が気づいているんだろうと。

自分も当たり前のように過程を終了してきたけど、環境は与えられたもので、常に評価し改善し、

最良の教育環境を提供しようとする学校に、もっと感謝の気持ちをもつべきだったと思いました。

もちろん教育現場でも問題はまだまだたくさんあるはずです。

自分がその問題改善の部分にかかわりたいかというと、そうではなくて・・・

最近、看護学生もモラルの低下がささやかれています。正直残念です。

でも学生が教育環境に感謝できれば、日本の良さに気付けば、このあたりが変わるのではないかと。

私は、学生や新人に直接関わっていきたいなと思って、そういう意味で【教育】の分野に

関心が高まったんです。



帰国して、看護師の友人や先輩後輩、そしてコメディカルスタッフと話してて感じたのは、

病院での新人教育の在り方が変化しているということです。

厳しくすればいいってもんじゃない。

でも、離職率を減らすために甘くすればいいってもんでもない!

自分らの新人時代を思い返すと、そりゃ厳しく指導されたけど、めそめそもしてました。

ぐちぐちもしてました。だから無駄な時間が多かったなと…

指導する側も工夫していかなきゃいけないけど、新人も自分で育たなきゃいけない!

と、そう思います。


そういった学校教育や、臨床教育の現場を知っているので、学校と臨床の教育を円滑・流動的に、

そして学生・新人が能動的に学べる環境を、作る側として関わりたいなと思っています。


もちろん原点となった、途上国の看護の質向上のための教育改善にも携わっていけたらと思います。



ということで、漠然とはしていますが、

『元気な看護師を育てる環境を整えていきたい』ということでまとめようと思います。

離職率の高い3Kならぬ6Kとも言われている看護師の仕事ですが、

私はこの仕事が好きなので、もっと好きな人が増えればいいなと単純に思っているだけです。

でも思っているだけではだめなので、自分も貢献したいなと、もしや貢献できるんではないかなと

一歩踏み出したところです。








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