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国際看護学領域に所属していますが、選択科目に

異文化コミュニケーション論

があります。


集中講義で4日しかないんですが、わりと楽しい授業です。


第1回は教育学部の先生が概論的なところを教えてくださり、

多文化共生社会におけるコミュニケーションを考えました。


第2回は、うちのゼミの指導教員が担当で、1日中英語で授業が進められました。

医療現場で使用される英語を中心に学びましたが、意外とついていけましたし、

英語での授業って大事だなぁと思いました。


第3回は、日本語教育専門の先生が担当で、これも面白かったです。

「コミュニケーションは何か」というところで、いろんな例が挙げられ

これはコミュニケーションと言えるのか??というのを考えました。

・朝、電車の中で知り合いを見つけて会釈した

・企画会議で発言する

・父の誕生日に何がほしいか聞いたところ、気を遣うな…という返事があったが、
 テーブルの上にデジタルカメラのカタログが置いてあり、ある機種に印がついていた

・同僚が朝から咳き込んでいるので心配だ。

・昨日喧嘩した同級生と顔をあわせないように、登校時間をずらした


一例ですが…

意外と悩みますね。

ということは、自分の中でコミュニケーションはどのように定義されているのか

もう一度考え直す必要があります。

受講は4人だけなんで、いろいろ討議して整理していきました。

いろんなモデルも紹介され


結局のところ、、、

「相手の意図を理解するための手がかりを見出し解釈する行為」

送り手だけでなく、受け手(キャッチする側)も含めたプロセスのことを

コミュニケーションとする。

というのが今回の解釈です。

コミュニケーションと一口に言っても、それぞれの定義が異なっていたのもわかり、

いろいろ考えさせられました。


「異文化」とは何か、というのも同様。

文化は個人のものではなく、集団に帰属するもので、自然習得するもので…

国と国の間の問題ではなく、男女間や世代間、各家庭にも文化というものがある。

でも、その集団内にいると意識していないもの。


改めて考えると、ホント奥が深いですね。



外国人にとって難しい日本語表現についても学びました。

母国語であると、文法が正しいかを意識して話すことはないですしね。

敬語は難しいなーと思うけど。

無意識にやりとりしているニュアンスも日本語学習者には難しいことも判明。

たとえば
・明日スキーに行くんですが、鈴木さんも一緒に行きたいですか?

・(平社員が田中部長に)あ、田中さんお元気でしたか?

・あなたの英語はなかなか上手ですね


同期に留学生がいるんで、なんか変だなと思うけど、割と流してる会話(笑)

きっと、ウズでは自分もこんなしゃべり方してたんだろうなーとも思いました。

「んー、なんか変だな」って思うけど、文法的には間違ってないんですよね。

会話の相手とかシチュエーションで、失礼になったりすることもあるかもだけど、

そういう日本語の微妙なニュアンスを理解するのは、難しいみたいです。

あと、

・これは頭の痛いの薬です

・私が昨日買いましたデジカメはとてもいいです。

・公園に自転車を乗っていきました。


言いたいことわかるわかるーって思って、流しますが

助詞の使いかたとか、活用とか、説明しろって言われたらできませんわ。


ということで、『災害時に外国人でもわかりやすい日本語を考えよう』

というところにつながったわけなんですが、

①難しい言葉を避け、簡単な語彙を使う

②一文を短くして分かち書きにし、分の構造を簡単にする。
            
        今日、朝地震がありました。
          ↓
        今日(ね)朝(ね)地震が(ね)ありました。
          ↓
        今日 朝 地震が ありました。 文章で書くとき区切りをつける

③動詞を名詞化したものはわかりにくい。できるだけ動詞文に。
  例:揺れがあった  揺れた

④あいまいに表現はさける。可能性は「かもしれない」の形がよい。
  例:たぶん津波が来ます  津波が来るかもしれません
    亀裂がはいったりしている建物  壊れた建物

⑤二重否定は避ける
  例:通れないことはない  通ることができる

⑥可能形は「ことができます」「ことができません」で表現すると理解しやすい。
  例:火を使えます  火を使うことができます
    電話は使えません  電話を使うことができません

⑦外来語は通じないこともある。
  例:ライフライン、ダイヤル

⑧ローマ字は使わない

⑨擬態語(どきどき、めちゃめちゃなど)や擬音語の使用は避ける

⑩使用する漢字のレベルや量に注意(文面にするときはルビを)



言葉で伝えるときと、文章にするときで、若干違うと思いますが、

災害時だけでなく、日常的にも看護の場面では必要なことかなーと。


ウズから帰ってきて、外国人の日本語話者と話すとき、

無意識に気を付けていたことでしたが、こうやってポイントがわかると

より注意しやすいなと思いました。








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