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2012.08.15 My activity
ガーナ出国は8月8日の予定で、前日まで職場には行きました。

最後の日は、寄付のために持ってきていた医療用手袋と聴診器を渡しました。

このNGOで来るボランティアは、強制ではないけど寄付物品を持参するので、

このへんの受け渡しも慣れた感(当然感)がありました。


最終日に少しうれしかったことは、今までまともに話をしてくれなかった看護師が

『あなたはすごく一生懸命働く。だからありがとう』と言ってくれたことです。

実は、この看護師に一度、『英語が通じないから私の手伝いはしてくれなくていい』

と言われたことがあったんです。

私、ヒアリングはいけるほうなんですが、ガーナなまりの英語が全く聞き取れないんです。

まあ1か月の付き合いだし、あぁそう?って感じで彼女の意志は尊重しましたが、

少し残念ではありました。

地道にケアをし続けたことが認めてもらえたので、素直にうれしかったですね。



それから外科病棟に、熱傷や腸閉塞などの手術後で入院してい患児が3人いたんですが、

母親も医療者も放置気味なので、号泣しているところをかまってあげたり

ケア時の疼痛や苦痛に配慮してあげていると、すっかりなついてくれました。

言葉が通じないのもあり、彼女たちはほとんどしゃべりませんが、

母親がいても、スーッと寄ってきて、そっと手を握ってくれます。

この看護師さんにやってもらいたい、っていう意思表示をしてくれます。
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これも嬉しかったです。

最初は、この外国人は誰!?みたいな感じで警戒していたのにね。

私が患児の相手をすると、兄弟の多いお母さんの負担も軽減できるので、

母親からも喜んでもらえました。


それから、ほぼ1か月間ずっと毎日ケアをさせていただいた、寝たきりの患者さん。

私の活動終了1日前に、自宅療養のため退院となったのですが、

ご家族とともに、メッセージボードをくださいました。
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なんせ1か月という短期なので、こんなものがもらえるとは思っていませんでした。

息子さんと奥さんが、毎日毎日楽しみに待っていてくれて、

ケアを手伝ってくれたので、家でも続けてくれるといいなと思います。
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1か月、早かったです。

2週間目くらいは、やっぱり中だるみしたけど、これくらいがちょうどいいですね。



ウズベキスタンとの比較もできたし、わりと過ごしやすい気候だったし、

ガーナでの1か月もいい経験になりました。



すでに帰国していますが、思い出せる限り、書いてアップします。
(8月15日記)


























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2012.07.31 Factory of Nestle
工場見学編ですが・・・
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工場内カメラの持ち込み禁止でした
なので写真なしです

受付でカメラの所持の有無を聞かれてたけど、バスにおいてくるわけにいかないし、
ここで預けるのも嫌だったから(信用できないので)
ほかの人がチェック受けてるまにシレっと入りました。

その後、何度か鞄のチェックを求められるポイントがあったけど、同じようにスルー。
1回やばいかなって思った瞬間はあったけど、外国人だからか、通訳のように先生を通して
中にカカオ製品が入ってないかを聞かれただけでした。
(チョコレートを製造してるから持ち込み禁止とか言われたけど、詳細不明)

ある会議室のようなところに通されて、説明を受けます。

実物を見せながらの説明だったので、まあわかりやすかったのではないでしょうか。
ガーナ人なまりの英語がいまだ聞き取れないので、私が理解できたのは20%くらいです。
その後、白衣と帽子を着て耳栓が配られました。

ここで、みんな大興奮。
やっぱこういう普段と違う格好になるのは面白いんですかね。

先生もみんなおおはしゃぎでした。

ほんである先生に言われました
『あなた、まるで看護師さんみたいね!』と。

はい、実は私、看護師なんです。
工場の白衣でも医療者に見えるくらい板についているらしいです。
ウズで培った経験(コック帽子)もさらに上乗せされて。
確かに鏡で見てみると、まったく違和感がなかったです、自分でも。

とにかく、音がすごいので耳栓はずっとしておくようにと言われたんですが、
耳栓したまま説明聞いてもまったくわかりませんね。
なのに、結構質問したり答えたりしてたので、ガーナ人の聴力はどうなっているのか
それが不思議でしょうがなかったです。

この工場では缶製品(牛乳、ココア、その他)とココアの袋製品を作っていて
缶はあらかじめ製品名が片面にプリントされたアルミ板と、
あとからラベルを貼るタイプの両面無地のアルミ板から作られます。

機械で切断して、丸めて、底をつけて、ラベルがいるときはラベルをつけて
中身を入れて(液体と粉別)、ふたをします。
できあがった製品を数個ずつパッキングします。

工場見学は・・・小学校の時に自動車とふりかけ工場、
大学で豆腐工場、駒ヶ根訓練時に養命酒工場に行ったっていう記憶があります。

なんしか日常からかけ離れた環境なので、この年になっても面白かったです。
工場見学ヤフシ。

でも、日本のように見学用に整っているわけじゃないので、生の現場に入る感じ。
ここ滑りますとか、粉じん舞ってますとか・・・

ほんで、医療者目線で見ているのに気付きました。
大学の保健師の課程で企業実習があるのですが、私は銀行にいったので、パソコン作業による障害とか、うつ病とか生活習慣病の予防や啓発・フォローについて焦点をあてていました。
でも、こういう工場だと、耳や呼吸器に与える障害も多いだろうし、湿度や室温が高い部屋も多いので、そういった面からの健康障害についても考えないといけないんだなと・・・
工場系に実習に行ったクラスメートの発表を聞くよりも、体験したほうがより深く理解できますね、やっぱ。
そんな感じで保健師目線でした。やっぱ保健師の仕事も魅力的です。
いろんな意味でいい勉強になりました。

生徒も高学年ばかりだったので、割と統率がとれてましたね。

先生のほうがやっぱり興奮していて『すごく面白いわ!!』と目を輝かせていました。
まあ、この先生、30分後には『すごくつかれたわ』と言って座り込んでましたが・・・

あと、携帯カメラで写真を撮って怒られる若い男の先生とか・・・
大人のほうが、完全に集中力ないし。
生徒の前だろうと何にも考えてないですね、基本。
どっちが引率なんだかという感じでした。


工場はヨーロッパ系の職員もいて、グローバルな雰囲気。
スローガンが『ゴミをゼロに、チームは1つに、努力は100%』というもので
なんだか好感が持てました。
リスクマネージメントもきちんとされているみたいだし、想像以上のよい環境。
ネスレ製品はどこの国でも安心ですねvv


最後にココアキューブをお土産にもらって終了。
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2012.07.30 We went to Tema
毎日午後から、小学校の先生と英語のレッスンをしています。

小学校は夏休みにはいっているのですが、社会見学の引率で先生が遠出するため、
レッスンができない日がありました。

一緒に来る?と言われたので、ついて行ってみることに。

7:30集合と言われ、ウズの経験から、絶対すぐには出発しないだろうと思っていたけど、
遅刻するわけにはいかないので、きっかり7:30に行きました。
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生徒も先生もほぼほぼそろっていて、おぉ・・・優秀やないかと思ったら・・・
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名簿にない子供が来ていたり、ちゃんと名簿が作成できてないことで
校長(ステイ先のホストマザー)に引率の先生(語学レッスンの先生)が怒られ、若干空気が悪い。

お前は名簿にないんだと言われ、でも行くつもりで来てるから泣き出す子も。

そんな中私は突然の参加なんで完全にアウェイなんですが、いいんですかね・・・
とドキドキしながら見てました。

そして、バスが来ず・・・なかなか来ず・・・

結局出発できたのが9時半でした。
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待つの、もう慣れたけど・・・帰宅が一体何時になるのか不安です。

行先は首都にちかい町Tema。首都まではバスで2時間超。

Temaまでも道が悪く、交通渋滞もあり、目的地到着は12時前でした。

社会見学はネスレの工場。

ネスレと言われると、ミネラルウォーターを思い浮かべたんですが、
(ウズで一番おいしくて高かった水がネスレのだったから。日本でもあるっけ??)
ガーナでは缶詰牛乳とミロ(ココア)が主要製品。

そういえばこっちにきて牛乳を一切飲んでないです。初めは分からなかったです。
まさか全部缶詰とは・・・

さて、社会見学ですが、各クラスから5~6人参加。
小学校6学年で全部で子供は40名ほど。大人は先生9名+運転手+自分。

工場についてもすぐに入れず、40分ほどバスで待機。

その間に子供は弁当を食べてました。ていっても、米だけとかパンだけとか。
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バスが止まると何かしら売りにくるので、大人はそれを買ったり、子供の弁当奪ったり(笑)
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私もアイスとパンを買って食べました。
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ウズでも思ったけど、学校でお菓子とかジュースとか自由に食べていいんですよね。
なので、子供も持ってくる飲み物は全員ジュース。
バス内でのお菓子は自由だしアイス買い食いもOK。


自分の小学生時代のことを思うと、日本はそういうとこ厳しいよなぁと・・・

自分もアイス食べながら、みんなの様子を観察しておりました。
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こっちのアイス、袋の端をかみ切ってチューチュー吸います。これはイチゴヨーグルト味。


ほんで、突然工場のガードマンが呼びに来て見学に行くことに。

でも、半分くらいの子供がバスに残っています。
窓は開けてるけど、ドアは閉めて、
【絶対外にでるなよ!】と厳重に注意して(?)残りの子供と運転手含め大人は全員見学に。
2回に分けるのかな?とか思ったけど、時間的に無理やろうし、
小さい子のほうが残ってた気がするから、だれも見ていないのに残すの不安・・・

でも、まあ自分はついていくしかないので、一緒に工場行きましたけどね

見学については別記事で。

結局、高学年の子と大人(先生+運転手+自分)25人くらいで見学しました。
これも2時間くらいかかったかな・・・

終わったの2時半で、案の定バスに戻ると、窓から一人抜け出ていたらしい子が。
呼び出されて怒られてはないけど、話合いをしていました。

低学年の女の子だし、トイレにでも行きたかったんじゃないかなと。

なんで半分の子供はいけなかったの?と聞くと
小さいから工場には入れないんだよ。と言われました。
じゃあ、なんで連れて来たの?と聞くと
工場見学の後に、首都に近いある場所にピクニックに行くつもりだった。
でも出発が遅れ、工場見学も時間がかかって、帰りの道も渋滞したからそのまま帰ったんだよ。と。

帰路は、少し道を変えて海の見える場所を通っていました。
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子供はそれだけで大興奮でしたが・・・
低学年の子供だけ監視もつけずにバスに残し
(窓は開いているとはいえ炎天下のバスの中)
子供の弁当を教師が食べるわ、予定通りに出発できないわ、はたまた予定がなくなるわ。
日本なら確実にPTAでてきますね(笑)

そうそう、帰路で面白かったのは、バスのくせに小道にそれて止まったんです。
そこで先生が現地語で号令をかけて、一斉に子供が外にでていきました。
何事!?と思ってみると、
全員立ちション。男の子はバスの横に並んで、女の子は少し離れたところに固まって…

ほら、みんなおしっこしなさい!って言ってたんですかね。
その後、きっと『ゴミはここで捨てなさい』って言ったんだと思うけど、
全員窓からビニールやらペットボトルやら缶やらをポイポイポイポイ

立ちションとポイ捨てを公に指導するなんて、どういう教育ですか・・・
と思うのは、日本の常識だからですけど、少なくともほかのボランティアの同意は得ました。
トイレの整備がされてないからそれはしかたないにしても、ポイ捨てはやっぱり容認できませんねぇ。

いろいろ考えさせられる社会見学でした。
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帰宅は6時半。晩御飯に間に合ってよかったですわ・・・
週に1度Medical volunteerで保健活動をします。

普段はそれぞれ病棟で好きに活動しますが、この日は希望者全員が
Medicalコーディネーターと一緒に、あるコミュニティに行きます。

学校だったり孤児院だったり集落だったり。

そこで血圧・血糖測定や健康調査をしたり、傷の消毒などの往診業務をします。

最初の時はあるコミュニティーの健康調査と、高血圧についての指導でした。
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Medical volunteerのほとんどは医療系の学生で、免許を持っているのは
今のところ看護師2名(自分含む)と、ソーシャルワーカー1名です。

そして今回は2グループに分かれて小学校に消毒回診に行きました。

一応看護師なので、ほかのボランティアがそれとなく指示を仰いできたり、
自分も相手が学生なので助言をしたりします。
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でも、医療職に興味を持っている学生が、こういった業務を経験して
楽しむことも目的のひとつだと思うので、基本自由にやってもらいます。

プロジェクトアブロード(私の活動している団体)が持っている薬品類は
ほとんどが寄付によるもの。
中国制の絆創膏と、消毒用オキシドール、抗菌軟膏2種類とガーゼと綿のみ。

とりあえず、消毒して絆創膏を貼るというだけで子供が喜ぶので、
傷の程度や種類に関係なく同じ処置をします。

我々が準備をしていると、先生が声をかけて子供を集めます。
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ほとんど全員がなんらかの傷を持っていることがまず一番の驚きでした。

裸足やサンダルで遊ぶので足に怪我している子供が多かったです。
それから、子供なのになかなか治癒していません。
栄養状態が悪いことと、傷を清潔に保つことが難しいからだと思います。

少しビビッてはいるけど、怖がることなく椅子に座り、処置を受け
満足した顔で去っていきます。

蚊にさされたあとのかさぶたのような傷でさえ、絆創膏を貼ってもらいたがります。

ここに来るまでの道のりは結構険しかったので
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月に1回のこの巡回だけが、子供たちにとっては外界との交流になってるかもしれないし、
ボランティア自体が専門職の集団ではないので、コミュニケーション目的の要素が強いのかなと思います。

でも、楽しかったです。
JOCVの地域巡回型の看護師隊員はこういうことやってるのかなと考えると、
こういう活動ももっと経験したかったなと思います。
保健師の免許は持ってるけど、実務経験がないので就職が厳しいのですが、
やっぱりこういう予防医療・保健活動技術もスキルとして伸ばしていきたいです。

私はほかのボランティアより英語がしゃべれませんが、
子供も同じようにしゃべれないので、現地語を少し覚えていて、
ボランティアの中で唯一人種の違う、日本人オゾダはここでも人気者でした。
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というより、iphone大人気ですね。
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ガーナの看護ですが、最初に受けた印象は、ウズベキスタンよりは日本に近いなと。

ガーゼ交換時にワゴンを準備して、清潔野を作る。
熱傷・褥瘡の処置は乾燥させない
 (昔は創を乾燥させる処置が普通だったけど、今は瘢痕形成などの後遺症もあるので、見直されている。ウズはまだドライヤーで乾燥)
処置の前後は手洗い、処置時は手袋装着、床にごみを捨てないことが徹底されている。
患者輸送時は足から。また状況に応じて臨機応変に。
遺体は病院でまずきれいにしてから帰宅。
看護学生実習時には患者を受け持つ。
汚染したシーツは適宜交換。ほとんど病院のもので、クリーニング体制がある。
床頭台は患者一人に一台。
ベッドNoがあり、1部屋に入る患者の数が限られている。
ベッドは車輪付きで移動可。
掃除は掃除担当の職員がいる。

すぐに思いつく限りでもこれだけ。逆にウズでは正反対でした。

イギリス領だったこともあり、最先端のイギリスの医療・看護の情報が入ってくるのも
ここまで発展している理由だと思います。

薬品類は患者が準備しないといけない。
消耗品類が不足している。
注射、消毒などの処置以外のケアは家族が実施する。

などなど・・・ 医療者>患者 という関係はここでも。
看護師はガーゼ交換か注射か記録をしているだけで、ほかのケア(検温含む)は学生がしています。
でも、ここでは実習中の学生ができることが多いです。ほぼ1部屋を受け持っていますし、
時には消毒やガーゼ交換も実施します。

ガーナの看護学生は卒業するために試験を受けますが、その試験は西アフリカ共通のものなので、
合格さえすればどの国でも働けるそうです。

今、ちょうど学生の試験中で、2人の試験管に審査されながら、実際に患者さんにケアを実施する
実技試験と、口頭試問を病院でやっています。

この試験のレベルを見るだけでも、すごいなと思います。
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